堂島ホテルが閉館 年末まで営業

 大阪都心部の社交の場として親しまれてきた堂島ホテル(大阪市北区)が、今年末に営業を終了することが14日、分かった。不動産投資などを手がけ、同ホテルを実質的に所有するウェルス・マネジメント(東京)が、ホテル運営会社の堂島ホテルとの賃貸借契約を12月末で終了。約32年の歴史に幕を下ろす。その後の建物の活用は「全く白紙」(ウェルス社)という。

 運営会社側が、建物の老朽化などに伴う高額の修繕費を負担しきれないと判断。「協議の末、ホテルの営業を終えて賃貸借契約を解消する」(運営会社)としている。石造りの外観は重厚な印象だが、内部は老朽化が目立ち、過去の改修工事の不備も見つかっているという。

 堂島ホテルは昭和59年、大阪市のホテル経営会社がビジネスホテルとして開業。その後、経営会社の破産などで5度もオーナーが入れ替わる曲折を経てきた。大規模な改装を重ね、伝統とモダンな雰囲気を併せ持つシティーホテルとして発展。レストランやバーは、接待や財界人の交流などにも重宝されてきた。

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出典:産経ニュース

 大阪市北区の都心部にある「堂島ホテル」が、年内で営業を終了する。1984年に開業し財界人や著名人らも利用してきたが、老朽化もあって事業を続けることが難しくなった。

 ホテルによると宿泊の予約は、12月のクリスマス前後までしか受け付けていない。年明け以降に予約していた人には、キャンセルを連絡したという。客室は約80あり、和食や中華のレストランなども入っている。

 ホテルの建物は金融会社のウェルス・マネジメント(東京)と米ゴールドマン・サックス・グループが、約27億円で昨年11月に取得していた。ウェルス社はホテルの運営会社「堂島ホテル」と協議し、年内で建物の賃貸借契約を終了する。

 ウェルス社は建物について活用法を検討しているが、具体的な計画は明らかにしていない。担当者は「建物をどうするか様々な検討をしている。正式に決まり次第お知らせする」という。

出典: 朝日新聞