一宮市奥町で火事が発生 親族間トラブルによる放火の可能性

20日午後11時15分ごろ、愛知県一宮市奥町大切前、会社員酒井昭和さん(48)方から「自分の家が燃えている。車が突っ込んだ」と一一九番があった。木造2階建て住宅延べ約116平方メートルが全焼、北側隣家の木造2階建て住宅にも延焼し、一部を焼いた。玄関付近で全焼した軽乗用車が見つかり、1階の居間から男性の遺体が見つかった。

 一宮署によると、遺体は同市奥町土桶、無職酒井啓二さん(72)。啓二さんは酒井さんのおじで、酒井さんと数年前から金銭トラブルがあった。署は、啓二さんが酒井さん方に火をつけ、車で突っ込んだ可能性があるとみて、現住建造物等放火の疑いで調べている。

 署などによると、20日朝も啓二さんが酒井さん方に押しかけ、署員が駆け付ける騒ぎに。1カ月ほど前から同様のことが複数回あった。

 その日の夜、2階にいた酒井さんが物音を聞いて1階に下りると、玄関付近が燃えていた。その後、車が後ろ向きに突っ込み、燃え上がった。酒井さんは「運転していた人物が液体をまいた」と話しているという。啓二さんは玄関近くの居間にあおむけで倒れ、燃えた車は啓二さんのものである可能性が高いという。

 当時、家には酒井さんと母親がいたが、逃げて無事だった。現場は名鉄尾西線の奥町駅から北東に約440メートルの住宅街の一角。

出典: 中日新聞