ホストクラブの飲み直しとは?意味や料金、断り方を解説

ホストクラブには「飲み直し」と呼ばれる独特のシステムがあります。
初めてホストクラブに行く場合、この飲み直しがどのような仕組みで、いくらかかるのかわかりませんよね。
具体的な意味や料金を知らないまま飲み直しすると、思わぬ請求金額に驚いてしまうかもしれません。
そこで今回の記事では、ホストクラブの飲み直しの意味や料金、断り方を解説します。
これからホストクラブの初回に行こうと思っている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
ホストクラブにおける「飲み直し」の意味
ホストクラブの「飲み直し」とは、初回に来店したお客様が、その場で気に入ったホストを本指名に切り替えることを指します。
通常、初回システムでは複数のホストが入れ替わりながら席につきますが、飲み直しをすると、その後は指名したホストが最後まで接客してくれることになります。
一般的なお店の初回は1時間〜2時間程度で、時間がきたら飲み直しするかどうかを聞かれます。
そのまま飲み続けたい場合は飲み直しを選び、帰りたい場合はその旨を伝えてお会計をして退店します。
なお、飲み直しでは初回の格安料金から通常料金へと切り替わる点に注意が必要です。
さらに一度飲み直しをすると、次回以降もそのホストが「本指名」となります。
本指名したホストは後から変更できないため、しっかり考えて選びましょう。
ホストクラブの「永久指名制度」とは?
ホストクラブには「永久指名制度」と呼ばれるルールがあります。
これは、一度本指名をしたホストを「担当」として固定する仕組みで、基本的にはホストの変更はできません。
この制度があるのは、売掛(ツケ払い)の管理を明確にしたり、キャスト同士で顧客を取り合うトラブルを防いだりするためです。
担当が決まっていれば「誰が責任を持つのか」がはっきりし、お店にとっても運営がスムーズになります。
一方、途中で担当に不満を感じても、簡単に他のホストに変えることができないのが、永久指名制度の大きなデメリット。
そのため、初回で本指名を決めるときは、焦らずに「本当にこの人で良いのか」を見極めることが大切です。
ホストクラブの飲み直しの料金
飲み直しで通常料金に切り替わると、以下のような費用が発生します。
- 指名料
- 通常のセット料金
- 飲食代
- 消費税
- サービス料
初回料金は1,000〜3,000円程度のお店が多いですが、飲み直し後は3万円〜5万円ほどかかるのが目安となります。
もちろん、滞在時間や注文するお酒の種類によっても費用は上下しますが、焼酎や缶物などを中心に頼めば、比較的リーズナブルに楽しめます。
さらに、お店によっては「飲み直し専用のコース」を用意している場合もあります。
コースがあれば割安になるため、事前に公式サイトで料金システムを確認しておくのがおすすめです。
ホストクラブの飲み直しの断り方
飲み直しをすすめられても、今日はやめておきたいと感じるときは、遠慮せずに気持ちを伝えて大丈夫です。
例えば「今日はそういう気分じゃないから」「この後予定があるんだ」と伝えると、角を立てずに断れます。
まともなホストであれば、飲み直しを断っても機嫌が悪くなったりすることはありません。
無理に飲み直ししなきゃと思わずに、「楽しければ延長する」くらいの感覚でOKです。
ホストから連絡先を聞かれたらどうする?
ホストクラブの初回では、ホストから連絡先を聞かれることがあります。
今後もやり取りを楽しみたいなら連絡先を交換しても問題ありませんが、営業の連絡が届くことをあらかじめ理解しておきましょう。
反対に「ちょっと違うかも」「必要以上のやり取りはしたくない」と思う場合は、無理に交換する必要はありません。
「今回は遠慮しておくね」とやんわり伝えれば、ホスト側も理解してくれます。自分が心地よく楽しめる範囲で判断することが一番大切です。
まとめ
飲み直しは、気になるホストを独占して接客してもらえる特別な体験ができる時間です。
ただ、必ずしも飲み直しをしなければならないわけではなく、その時の気分や予算に合わせて断っても問題ありません。
また、連絡先を交換する場合は、その後のやり取りが増えるため、「今後も関わりたいかどうか」も踏まえて検討しましょう。
ホストクラブは、自分が楽しめる範囲で利用するのが一番です。無理せず、特別な夜のひとときを満喫してくださいね。